うるおい成分ア行

アミノ酪酸

アミノ酪酸は、動植物界に多く存在する哺乳動物の、抑制性の神経伝達物質です。主に、グルタミン酸を合成する際の、脱炭酸によって作られ、哺乳動物の脳内や、ジャガイモ、お茶、リンゴ、またマメ科植物に含まれています。

アミノ酪酸は、水に溶けやすい親水基と、アルコールには溶けにくい親油基の、2つの性質をもつ両親媒性物質で、ミセルという針状の結晶をつくります。ミセルは、界面活性剤に良くみられる構造で、石鹸に良く使用されます。

アミノ酪酸は、皮膚細胞に存在するミトコンドリアを活性化して、生産エネルギーを高めて皮膚細胞の新陳代謝をうながし、細胞の増殖や回復力、また保水力を高めて、肌のうるおいを高めます。

他にも、皮膚の血液の循環を促進し、加齢による肌のクスミやたるみを防ぐ効果もあるとして、美容液や化粧水などに良く配合されています。また、アミノ酪酸は、美容効果だけでなく、てんかんや脳出血、また高血圧の治療薬としても利用されています。

アミノ酪酸は一般に、GABAと呼ばれることがあり、近年ストレス抑制成分があるとして、注目されています。GABAは、精神的なストレスを抑制し、精神を安定させるリラックス効果があるとされています。

アミノ酪酸には、皮膚細胞の増殖や修復力、保湿力を高める効果があるので、加齢による皮膚の細胞エネルギーの不足で、皮膚弾力の低下やシワなどの老化現象を予防します。

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