うるおい成分マーワ行
リノール酸
リノール酸とは、不飽和脂肪酸でも多価不飽和脂肪酸に属する油です。リノール酸は体内で合成することが出来ないので、食品などで積極的に摂取する必要があります。
リノール酸は、コレステロール値や血圧を下げる効果が注目されていますが、うるおい効果もあります。リノール酸は、動物性脂肪に多いコレステロールを下げる効果があるとして、動脈硬化の予防や、治療に利用されてきました。
リノール酸は可能であれば、天然の状態で摂取するのが一番よいですが、特に、熱を加えても変性することはありません。リノール酸が多く含まれる物は、ベニバナ油やナタネ油などの植物性油で、トウモロコシや大豆にも豊富に含まれています。
リノール酸は、肌への親和性が高く、荒れて傷んだ角質から水分が蒸発する事を防ぎ、肌にうるおいを与え、肌を柔軟にする働きがあり、植物油等から抽出したリノール酸を配合したクリームや乳液がたくさんあります。
肌のセラミドは、オレイン酸を原料に作られた場合は、状態のよく無いセラミドになってしまいますが、リノール酸を原料とする事で、本来のセラミドとなって肌のうるおいや、ハリを高める働きをしてくれます。その為、体内にリノール酸が不足するとバリア能力の弱い肌になってしまい、乾燥肌や敏感肌になってしまうのです。
また、リノール酸は肌を柔軟にしたり、乾燥から肌を保護したり、うるおいを与える成分としてだけではなく、肌のトリートメント効果も期待でき、油なのに軽くさらりとした肌触りが特徴です。