うるおい成分タ行
トウキエキス
トウキエキスは、セリ科の多年草であるトウキという植物や、トウキの近縁植物の根から抽出することができるエキスの事です。トウキエキスは、ベルガプテンやスコポレチンとクマリン誘導体を含みます。
その為、トウキエキスには、スコポレチンの血圧降下による血行促進作用や、抹消血管拡張作用があり、他にも育毛効果や抗炎症作用、また抗アレルギー作用もあるといわれています。トウキエキスは、肌を活性化する働きもあり、ハリのある肌を作るよう促します。また、保湿効果が抜群で、優れた保湿力を示し乾燥肌を予防します。
トウキエキスに含まれるクマリン誘導体は、植物に広く含まれる酸化物質のポリフェノールです。クマリンは、女性ホルモンのエストロゲンに似た働きを行い、光感作促進、また抗血液凝固などもあります。
トウキエキスには、さまざまな薬理作用があり、解熱や鎮痛、また筋弛緩や血圧降下の他、抗腫瘍や育毛などの効果もあります。トウキエキスを化粧品として使用すると、抗炎症のほか血行促進の働きや、保湿効果で肌荒れ防止や、うるおいのある肌を回復させる効果が期待できます。
トウキエキスは、他の植物抽出エキスと相乗効果する事で、スキンケア以外にヘアケアや、入浴剤などにも利用されています。入浴剤にトウキエキスを利用すると、入浴効果に追加して、血行促進が起こり、より身体をあたためることが出来ます。トウキエキスは生薬としても利用され、漢方では、手足の冷えの症状に使用されます。